はこだて国際科学祭2025EVENT

「海ノ民話」から学ぶ海のめぐみ

要申込 本イベント

ヒトは海から多くのめぐみを受けて生活してきました。今日では海について多くのことが科学によって明らかにされてきましたが、昔の人々も「在来知」によって多くの知識を蓄積し、それを生活に役立ててきました。
そして、こうした知識を次世代に伝える手段のひとつとして「民話」が用いられてきました。その中には、貝類の生態をユニークな形で語り伝える『ムイとアワビの合戦』(函館市)や、ニシンの資源量の増減を語り伝える『折居婆さんと鰊』(江差町)があります。
本座談会では、この二つの「海ノ民話」のアニメーション作品を題材に、昔の人々が海のめぐみをどのように認識し、活用していたかを議論します。

会場:函館市地域交流まちづくりセンター3F会議室BC
(函館市末広町4ー19)

ワークショップも開催します!
「みんなのねんど」で、海ノ民話を表現しよう!

イベント情報

開催日時
8月24日(日) 10:00~12:30
対象
どなたでも
参加費
無料
申込方法
Googleフォームにて受付
(準備中)
出演者
     
石村 智(国立文化財機構東京文化財研究所 無形文化遺産部部長(兼)音声映像記録研究室長)
国内外において無形文化遺産の保護に資する研究に従事。また海の文化遺産についても造詣が深く、ミクロネシア連邦ナンマトル遺跡の世界遺産登録(2016年)にも携わった。

久保 華誉(学習院大学、武蔵野大学非常勤講師)
元国立国会図書館国際子ども図書館非常勤調査員。単著に『なぜ炭治郎は鬼の死を悼むのか―昔話から読み解く『鬼滅の刃』の謎 』(草思社)、『日本における外国昔話の受容と変容―和製グリムの世界』(三弥井書店)

栗原 憲一(株式会社ジオ・ラボ 代表取締役)
2003~2015 年まで三笠市立博物館で学芸員 (古生物学)、2015~2019 年まで北海道博物館で学芸員(博物館学)。2019 年に株式会社ジオ・ラボを設立。“展示”を軸にした地域の様々なストーリーを掘り起こす活動を展開している。

小峰 彩椰(江差町教育委員会 学芸員)
文化財保護・博物館運営・文化振興の業務に従事。専門分野は水中考古学で、江差港海底に現存する開陽丸の調査を担当。海と関連が深い江差町に係る様々な研究分野を多くの方にわかりやすく普及することを目指す。

吉田 沙織(海ノ民話のまちプロジェクト プロデューサー)
函館出身。2014年にUターン。観光情報など地域の魅力を伝える活動に携わる。子どもと海をつなぐ活動を経て、現在は「海ノ民話のまちプロジェクト」プロデューサーとして、海を起点に新たな価値の創出を目指している。

伊藤 慶子(株式会社WMI/株式会社まゐらす 代表)
静岡県生まれ。北海道大学水産学部を卒業後、北海道庁で約20年間、水産専門職として勤務。2019年、独立起業。現在は北海道の海藻&水産物の企画・販売、自然環境下で分解する新しいねんどによる藻場再生プロジェクト「海とこんぶの森プロジェクト」を進行中。
主催
一般社団法人 日本海洋文化総合研究所
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