海のサイエンスカフェ 「サイエンスOnlineカフェに挑戦-聞こう・話そう!「予測」の実際とむずかしさ-」
開催終了 ZOOM
新型コロナウィルスの感染症拡大・終息の予測が日々報じられています.感染症拡大対策のために,目に見えない未知のウィルスの今後を予測されている疫学の専門家の皆さんのご尽力に敬意を表します.実は,海洋学の専門家も,目に見えない海の中の流れや水温などを観測し,得られたデータに基づいて海流などの予測をしています.油流出事故対策などでは,こうした予測が活躍しています.
今回の海のサイエンスカフェでは,海洋学研究で観測や予測がどのように行われているのかを紹介し,予測の結果に含まれている不確実性についてお話しします.さらに,感染症予測の専門家ではありませんが,感染症拡大対策における,「予測のむずかしさ」の背景を皆様と共有し,感染症拡大防止対策のための予測の結果をどのように受け入れたら良いのかについて,皆様とともに考えます. 後半は,小グループに分かれて,withコロナ時代の科学のあり方や海洋学研究の課題などについて語り合いましょう.
※本プログラムはスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校である,北海道函館中部高等学校「高大連携」活動の一環として開催します.
北海道函館中部高等学校スーパーサイエンスハイスクール(SSH)のページに紹介されました↓
“7月19日(日)に開催され,地学部・生物部が参加しました.海洋学研究で観測や予測がどのように行われているのか,予測の結果に含まれている不確実性についての講演を聞き,感染症拡大対策における「予測のむつかしさ」の背景や,感染症拡大防止対策のための予測の結果をどのように受け入れたら良いのかについて学びました.また,後半のディスカッションでは,北海道大学大学院水産科学研究院の上野洋路准教授と意見交換を行いました.”
はこだて国際科学祭に参加しています(SS特講・地学部・生物部)
http://www.kanchu.hokkaido-c.ed.jp/zennichi/main_ssh/ssh/ssh11.pdf
イベント情報
- 開催日時
- 7月19日(日) 14:00~16:00(開場 13:30~)
- 対象
- 高校生以上(ガッツのある中学生を含む)
- 参加費
- 無料
- 定員
- 20名
- 申込方法
- 日本海洋学会教育問題研究会の専用サイトから申込み
※先着順.ただし,道南地区に在住または通勤・通学される方を優先します - 出演者
- 市川 洋さん(日本海洋学会教育問題研究会)
- 主催
- 日本海洋学会教育問題研究会
- 関連ウェブサイト
- 備考
- 共催:サイエンス・サポート函館