はこだて国際科学祭2020EVENT

【アーカイブ動画配信中】第112回 サイエンス・カフェ札幌|オンライン in 函館「地球を旅する元素のゆくえ~大気と海,海と堆積物をめぐるヨウ素のナゾ~」

開催終了 本イベント YouTube Live
Photo by 北海道大学 CoSTEP

北海道函館中部高等学校スーパーサイエンスハイスクール(SSH)のページに紹介されました↓

"8月23日(日)に開催され,1年生のSS特講受講者が参加しました.はじめに,北海道大学大学院水産科学研究院の大木淳之准教授の研究である,ヨウ素を含んだ有機ガスの循環や季節変動に関する仮説を設定し,北大水産学部のおしょろ丸・うしお丸で海洋観測を行うことで検証する,研究の流れについて学びました.また,後半のディスカッションでは,大木先生と意見交換を行いました.意見交換の際,大木先生からは,研究に向き合う姿勢や,北大水産学部での学び,目的意識を持って勉学に励むことの大切さを教わりました."

はこだて国際科学祭に参加しています(SS特講・地学部・生物部)
http://www.kanchu.hokkaido-c.ed.jp/zennichi/main_ssh/ssh/ssh11.pdf

※参加後は以下のURLよりアンケートにご協力ください
https://forms.gle/vR25AW7XTgYzeYn98

「なぜ? どうして?」この問いかけから研究は始まります.科学者は今まで解かれていなかった問いに仮説を立て,実験や観察を通じて検証を行います.問い・仮説・検証は科学研究のプロセスです.

今回のカフェのゲストの大木淳之さん(北海道大学大学院水産科学研究院 准教授)は,海のしくみを物質の観点から分析する海洋化学を専門にしています.中でも,大木さんが注目する物質は,ヨウ素を含んだ有機ガスです.北大水産学部のおしょろ丸・うしお丸で噴火湾の海水を調べると,有機ガスの濃度が季節ごとに増減することが明らかになりました.

なぜ季節によって濃度に変化がみられるのだろうか? 海のヨウ素はどこから来てどこへ行くのか? 大木さんはこれらの問いに独自の仮説を設定し,自ら海洋観測に赴き,大気,海水そして海底の堆積物の調査を行うことで検証を進めています.

このカフェでは,大木さんの研究テーマである,ヨウ素の地球化学的な物質循環の内容を紹介しながら,科学に興味をもつ高校生に,科学者の研究に向き合う姿勢を伝えたいと思います.

こちらからどうぞ

第112回 サイエンス・カフェ札幌|オンライン in 函館「地球を旅する元素のゆくえ~大気と海,海と堆積物をめぐるヨウ素のナゾ~」|はこだて国際科学祭2020(2020.08.23)|YouTube


Photo by 北海道大学 CoSTEP

イベント情報

開催日時
8月23(日) 13:00~14:00
対象
主に高校生向けの内容ですが,興味をお持ちの方であればどなたでもご参加いただけます.
参加費
無料
定員
特に設けない
申込方法
配信特設サイト(Scinece Cafe Sapporo Online| 北海道大学CoSTEP)
もしくは直接サイトにアクセスしてください

出演者
ゲスト:大木 淳之さん(北海道大学 大学院水産科学研究院 准教授)
さいたま市出身.2003年 東京大学 大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻 博士課程修了 博士(理学).北海道大学 大学院地球環境科学研究科,北海道区水産研究所,国立環境研究所を経て,2011年に北海道大学 大学院水産科学研究院に着任,専門は海洋化学.2019年度 オンライン教材を用いた海のトップサイエンティストの早期発掘育成プログラム 北海道大学バランスドオーシャン事業(LASBOS)を立ち上げる.趣味は函館でのゴーヤとシイタケの栽培.現在菜の花栽培にも挑戦中.

聞き手:種村 剛(北海道大学 CoSTEP 特任講師)
主催
北海道大学 高等教育推進機構
オープンエデュケーションセンター
科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)


共催:
北海道大学バランスドオーシャン事業(LASBOS)
サイエンス・サポート函館
関連ウェブサイト

第112回 サイエンス・カフェ札幌|オンライン in 函館「地球を旅する元素のゆくえ〜大気と海、海と堆積物をめぐるヨウ素のナゾ~」を8月23日に開催します|北海道大学CoSTEP

北海道大学大学院水産科学研究院バランスドオーシャン|YouTube

備考
配信場所:港の庵(旧松橋商店)(函館市大町8-26)
※配信場所へはお越しにならないようお願い申し上げます.
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