はこだて科学寺子屋 集中講座2022 を開講します。
【オンライン(Zoom)開催】
はこだて科学寺子屋は、2009年に「はこだて国際科学祭」をはじめとする、科学技術と社会をつなぐ科学技術コミュニケーション活動の担い手を函館の地で生み育てることを目的に開始されました。
今年の科学寺子屋では、長年にわたり、函館をはじめとした北海道の自然環境について注目され、「はこだて国際科学祭」に出展されている雁沢夏子先生をお迎えします。今年度の科学祭にも「第6回ジオ・フェスティバル in Hakodate」および「大森浜ビーチコーミング」を出展されます。今回のご講演では、科学祭への出展におけるテーマの選定や伝える工夫など、『ジブンゴト』を促す取り組みについて伺います。
また、集中科目においては、昨年度までと同様に「科学技術イベント」の例を自宅で体験します。そして、その成果や問題点について、オンライン上でグループごとに議論と発表を行います。ボタン電池と発光ダイオード(LED)を用いた簡単な「テクノ手芸」の体験を通して、科学技術イベントのあり方、また、実際の進行の際の注意点について理解を深めます。
さらに、集中授業の一環として「はこだて国際科学祭」の出展を見学します。これらの取り組みを通して、どのように『ジブンゴト』の取り組みが実践されているか、体験的に理解を深めます。本科目では、これらの取り組みに基づき、一方通行の知識伝達に終わらない科学技術イベントのあり方を考えます。
開催概要
日時
2022年8月5日(金)10:00~17:00(9:30入室開始)
※ログインおよび出欠確認等の混雑緩和のため、開始10分前を目安にログインをお願いします。
※13:10~14:40は<公開講演会>として、受講生に限らず、どなたでも試聴できます。
2022年 8月 6日(土)10:00~17:00(9:30入室開始)
2022年 8月 8日(月)10:00~17:00(9:30入室開始)
対象
一般市民および学生
受講料
無料 要申込
定員
30名様 先着順
※参加者枠が充足した段階で、早めに締め切る可能性があります。
担当講師
辻 義人(つじ よしひと)
公立はこだて未来大学 メタ学習センター 准教授
旭川出身。専門分野は、教育心理学、教育工学。主な研究テーマは、「わかりやすく相手に説明すること」です。特に、対面での説明において、私たちはどのように伝える内容や表現を変化させているのかに注目しています。
函館での生活は6年目ですが、まだまだ知らないことがいっぱいです。
湯の川海岸のあたりを散策することが好きです。
公開講演会概要
2022はこだて科学寺子屋<公開講演会>
「自然環境をめぐる『ジブンゴト』の取り組み〜身近なテーマへの再注目の促し〜」
日時:8月5日(金)13:10~14:40
オンライン(Zoom)開催
受講料:無料
申込:必要(メールにてお申込みください。)
定員:250名 先着順
「はこだて科学寺子屋」では、「はこだて国際科学祭」に出展される方々に注目し、お話を伺うと同時に、対話的な学びを行います。今年の公開講演会は「はこだて国際科学祭」にたびたび出展され、函館をはじめとした地学や自然環境について発表されている雁沢先生にお話を伺います。雁沢先生は、これまでの科学イベントの出展に際して、どのような取り組みを行われてきたのでしょうか。また、その際に、どのように身近なテーマに注目する工夫、すなわち、『ジブンゴト』を意識されてきたのでしょうか。「ジオ・フェスティバル in HAKODATE 実行委員会」の取り組みと合わせて、雁沢先生のご経験について、科学技術イベントの実施や運営に関する工夫、またその背景についてお話を伺います。この公開講演会を通して、科学技術コミュニケーションとは何か、また、どのようなことが求められているのか。考える機会としたいと思います。
ゲスト講師
雁沢 夏子(がんざわ なつこ)
函館大谷高校・函館市立鍛神小学校 非常勤講師
ジオ・フェスティバル in Hakodate 実行委員会 事務局
北海道高等学校理科研究会/日本地質学会/地学団体研究会 会員
東京都出身。30数年間、遺愛女子中学高等学校で理科(主に地学)を教え、地学部の生徒たちと「地域の海・山・川・空」をテーマにした研究活動を続け、いろいろな分野の方々とつながってきました。
毎年の「青少年のための科学の祭典 函館大会」や2005年から札幌で始まった各地の「ジオ・フェスティバル」で、活動から得たことを市民の方々に伝える活動にも参加し、現在に至ります。
受講するには
学生の方
この講座は、キャンパス・コンソーシアム函館および南大阪地域大学コンソーシアム加盟校 単位互換制度 対象科目(主管校:公立はこだて未来大学) として実施されます。単位は2単位となります。単位認定には3日間の受講が必要です。
◆問い合わせ先と申し込み先
所属の大学・高専の事務局までお願いいたします。
一般の方
公開講演会のみ参加も可能です(要事前申込)。
視聴を希望される方は、メールにてお申し込みください。
info*sciencefestival.jp(*を@に替えて送信してください。)
件名「はこだて科学寺子屋2022公開講演会・視聴希望」と明記し、本文にお名前・年齢・居住地(都道府県)を記載して、ご応募ください。
なお、参加状況等により、視聴できない場合があります。ご了承ください。
オンライン接続についての留意事項
※公開講演会を含め、いずれも事前申込が必要です。
※すべてオンライン(Zoom)での開講となります。
※Zoomの設定、基本的な使い方のレクチャーはありません。各自でご用意ください。
※円滑な受講のため、パソコンでの参加を強くお勧めします。
タブレットからの参加も可能ですが、スマホはご利用いただけません。
※アクセスURLは、受付後に追ってメールにてお送りいたします。