はこだて科学寺子屋 集中講座2024 を開講します。
【対面開催】
はこだて科学寺子屋は、2009年に「はこだて国際科学祭」をはじめとする、科学技術と社会をつなぐ科学技術コミュニケーション活動の担い手を函館の地で生み育てることを目的に開始されました。
はこだて科学寺子屋は、2009 年に「はこだて国際科学祭」を始めとする、科学技術コミュニケーション活動の担い手を函館の地で生み育てることを目的に開始されました。この取り組みも今年度で16 年目を迎えます。「はこだて国際科学祭」は、開始当初より「市民がつくる市民のための科学祭」の理念を掲げ、はこだて科学寺子屋の参加者有志の手によって、科学ボランティア組織「科学楽しみ隊」が発足し、継続的な活動が行われています。
私たちの生活は、科学技術の進歩にともない、大きく変化してきました。今後、科学技術の進歩は、私たちの生活を、さらに大きく変化させることが予想されます。それに際して、科学技術の専門家と、私たち一般市民との対話は、双方に新たな気づきをもたらす機会となります。今後、科学技術コミュニケーション活動は、ますます注目されることでしょう。
2024 年度のはこだて科学寺子屋では、科学楽しみ隊の主要メンバーであり、函館圏を中心に活躍されている工藤世一さんを講師にお迎えして、公開講演会を開催します。工藤さんは、海洋リテラシー教育、また、環境教育プログラムに関して、豊富な実践経験をお持ちです。特に、科学技術コミュニケーション活動における「コミュニケーション」の重要さについて、具体的な取り組みに基づくお話を伺います。
また、はこだて科学寺子屋は、公立はこだて未来大学における集中科目としても開講されています。本科目は、全国に存在する大学コンソーシアム活動と協働し、多様な背景を持つ大学生が受講することができます。今年度のはこだて国際科学祭のテーマ 「環境」に合わせて、小型マイコンで自作した二酸化炭素濃度計を片手に、実際に函館市内を探索する活動を行います。なお、はこだて科学寺子屋の活動内容、また、調査結果については、8 月17 日(土)に、はこだて国際科学祭プログラム《科学屋台》として出展し、報告します。
開催概要
日時
2024年8月3日(土) 10:00~17:00
会場:函館コミュニティプラザGスクエア イベントスペース
※13:00~14:30は<公開講演会>として、受講生に限らず、どなたでも聴講できます。
2024年8月5日(月) 10:00~17:00
会場:無印良品シエスタハコダテ 3F Open MUJI
2024年8月6日(火) 10:00~17:00
会場:無印良品シエスタハコダテ 3F Open MUJI
対象
集中科目履修希望の学生(キャンパス・コンソーシアム函館加盟校および提携校)
受講料
無料 要申込
定員
公立はこだて未来大学 所属学生:20名/キャンパス・コンソーシアム函館加盟校および提携校:10名
※参加者枠が充足した段階で、早めに締め切る可能性があります。
担当講師
辻 義人(つじ よしひと)
公立はこだて未来大学 メタ学習センター 准教授
旭川出身。専門分野は、教育心理学・教育工学です。なかでも、「わかりやすく伝えること」に興味があります。特に、対面で説明するときに、どのように伝える内容を選び、表現を変えて説明するとよいのかに注目しています。趣味は、はこだて未来大に赴任してからはじめた電子工作です。学生と一緒に、試行錯誤しながら学んでいます。もちろん失敗することもありますが、それも含めて電子工作の楽しさです。
公開講演会概要
2024はこだて科学寺子屋<公開講演会>
~共有して伝えるサイエンスコミュニケーション~
日時:8月3日(土)13:00~14:30
会場:函館コミュニティプラザGスクエア イベントスペース
受講料:無料
申込:必要(メールにてお申込みください。)
定員:80名 先着順 *当日、席に余裕がある場合は、その場でご参加いただけます。
はこだて科学寺子屋では、例年、はこだて国際科学祭で活躍されている方をお招きし、公開講演会を開催しています。この講演会は、一般市民の方や学生、また、専門家の方など、多様な方々にご参加いただき、興味深い議論が行われています。今年度は、函館圏をはじめ、多様なフィールドでご活躍されている工藤世一さんに、ご講演いただきます。海洋リテラシー教育、また、環境教育プログラムに関する実践事例について、目的や活動実践の事例を伺います。また、その際に工夫している点や、印象的なエピソードなどをお聞きします。これにより、科学技術コミュニケーション活動を企画、実施されている方の視点について、考えるきっかけとなることが期待されます。
ゲスト講師
工藤 世一(くどう よいち)
水産・海洋コーディネーター/サイエンス・サポート函館 科学楽しみ隊
「海洋リテラシー育成・環境教育プログラム」のMARE・プロジェクトWILDリーダーなどの資格を活かして、函館の海や当別風の丘などのフィールドで「コミュニケーションへのこだわり」を持ち地域連携に携わっている、熱き海の男。Keep Going Forward(限られた時間)を大切に「動かなければ 出会わない 語らなければ 広まらない 聞かなければ 深まらない」をモットーに活動しています。趣味はセーリングで、今年の青函ヨットレースにもエントリーしています。
受講するには
学生の方
この講座は、キャンパス・コンソーシアム函館および南大阪地域大学コンソーシアム加盟校 単位互換制度 対象科目(主管校:公立はこだて未来大学) として実施されます。単位は2単位となります。単位認定には3日間の受講が必要です。
◆問い合わせ先と申し込み先
所属の大学・高専の事務局までお願いいたします。
一般の方
公開講演会のみ参加可能です(要事前申込)。
視聴を希望される方は、メールにてお申し込みください。
info*sciencefestival.jp(*を@に替えて送信してください。)あてに、件名「はこだて科学寺子屋2024公開講演会・視聴希望」と明記し、本文にお名前・年齢・居住地(都道府県)を記載して、お申し込みください。